青山キリムハウス
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キリムの染色

 

キリムの色を左右する糸の染料は、草木などから採った天然染料と、化学染料の2つがあります。 
天然染料が高く評価される理由は、不純物が多く含まれることによって、化学染料では出せない輝きと深みを生み出すからです。
年月を経ると、化学染料は褪色してぼやけてしまいますが、天然染料は深みと味わいが増します。 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
天然染料 

《赤》
茜:アカネ科植物の根
コチニール:昆虫(介殻虫)の雌 紅花:キク科植物の花    
茜は西アジア全域に生え、現在でも使われている。
コチニールは中米で採られるが、小さな昆虫を数千匹集める必要があり、非常に高価な染料。
紅花は2000年も前から使われているが、使い方が複雑で、現在はあまり使われない。 

《青》
インド藍:マメ科植物の葉    
ヨーロッパ藍:アブラナ科植物の葉 

《黄》
玉ねぎや麦わらなど、クレセチンという色素を含む植物 

《茶》
クルミの皮

《黒》
タンニンに鉄分を加える

《緑・紫》
上記の色を混合してつくる

《ピンク》
赤スグリ

《オレンジ》
プラム 


色にも様々な想いや意味が込められています。

キリムで1番よく使われているのは赤です。
茶色は大地に、青は空や川に、黄は太陽にと、自然の中で日々見ることができました。
しかし赤は、春、草原に咲く花に見られるのみでした。
滅多に目にする事のできない赤に、人々は大きな憧れを抱き、
キリムに用いる事によりテントの中に赤をいつも身近に置くことができました。 

《赤》愛情、幸福 
《黄》太陽、黄金やたわわに実った稲穂など、豊かな生活 
《緑》草原の色 春の喜びや天国の色 
《青》水や空の色 魔除けの色

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