日々のお手入れと清掃

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日々のお手入れと清掃

じゅうたんの日常の手入れは、他の家財を手入れするのと比べて、特段難しいわけではありません。
ただ、他の洗い物のように、じゅうたんに手入れの方法が書いてあることは稀です。
ここではご家庭でできる一般的なやり方をお教えします。

どのような敷物でも、末永く長く使っていくのに一番重要なのは清潔さです。後のほうで詳しく出てきますが、汚れが敷物の土台部分に堆積してしまうと、敷物をひどく傷める原因になります。
じゅうたんをきれいにすることは、見た目だけでなく寿命を伸ばすことになるのです。
毎日の掃除で、汚れやホコリを取り除くには、良質のブラシがよいでしょう。この作業には電動ではない絨毯用の箒を使っても良いです。また、敷物を動かして床を掃き掃除することも大切です。

絨毯を丁寧に扱っている人は、強力な電動掃除機を使いません。なぜなら、掃除時間の短縮にはなりますが、強い吸引力のせいで毛の結び目がほつれる原因になるからです。そうはいっても忙しい日々の生活ですから、一ヶ月に一度くらいは掃除機を使っても良いでしょう。ただし、弱めの設定にして、回転ブラシを使うのはやめましょう。階段に敷いてある絨毯には、掃除機の先にノズルを付けて弱めの設定でかけると効果的です。

ひとつ注意点です。掃除機は毛足の部分だけにして、房にかけるのは止めてください。房に掃除機をかけすぎると寿命が縮まります。
敷物の裏面に関しては、余分な繊維、汚れ、砂粒などを取り除くのに、回転ブラシ付きの掃除機を半年に一度程度かけると良いです。
手織り絨毯の価値や稀少性を考えると、お勧めできる清掃方法は一つしかありません。手洗いです。

単純に言うと、手で織られたものは手で掃除すべきなのです。手織りの敷物には一つとして同じものはありませんので、その敷物に合った手入れが必要です。また一枚の敷物のなかでもすり減ったり破れたりしていることがあるので、その箇所に合った手入れが必要です。こういった作業をするには、機械ではなく、やはり手洗いでなくてはなりません。
絨毯を手で洗うのは手間の掛かる仕事で、専門家に頼むと機械でやった場合より料金がかかります。そこで次の選択肢としては、高級絨毯を専門とするクリーニング会社に頼むことです。機械織りの絨毯をクリーニングする普通の会社と間違えないようにしてください。オールドやアンティーク、また絹の手織り絨毯は、絶対に機械で洗ってはいけません。、高級絨毯をクリーニングする専門の会社には、何十年ものあいだに培った経験と、手織り敷物専用の設備があります。
絨毯を傷から守るには、綺麗さを保つことが一番です。絨毯を買った費用と資産としての価値を維持することを考えると、クリーニングに使うお金は微々たるものといえるでしょう。